音楽に諸々の芸能の間をつなぐ機能を課する試み。デカダンとノスタルジーの象徴から革命と民衆的実験芸術のるつぼとしてのキャバレーの蘇生へ。
・・・・一つのテーゼを力強く押し出す(押しつける)のではなく、さまざまの主張の相互関係を明確化するような、そして見世物に接している気分そのものが主張となり、それが革命の方向に傾いていくような見世物。
(細川周平)